病院やクリニックでのシミ治療

廊下

シミの治療と言えば、一番に思いつくのがレーザー治療ではないでしょうか?
また、高濃度のハイドロキノンが配合されている軟膏は皮膚科で処方してもらう事が出来ます。

一体シミの治療にはどんな種類、費用はいくらかかるのか気になりませんか?

ただし保険適用か適用外で値段は大きく変わるので注意して下さいね!

処方薬での治療

皮膚科でシミの治療のために処方される薬には、大きく分けて外用薬と内服薬2種類があります。

外用薬

1ヶ月分 5,000~14,000円程度
皮膚科で処方される外用薬は、ハイドロキノン配合のものとトレチノイン配合のもの2種類をセットで処方される事が多いようです。
■ハイドロキノン軟膏
市販されている美白化粧品は、ハイドロキノンの配合率は4パーセントまでと決められています。
しかし医師から処方される医薬品には5~10%と高濃度で配合されています。
高濃度で配合されていることから、扱い方・使い方も美白化粧品とは異なりますので注意が必要です。
■トレチノイン軟膏
トレチノインは肌のターンオーバーを強力に促す作用をもった成分です。
強力な作用を持つため、医師の処方のもと正しく使わなければ皮膚炎などを引き起こす恐れがあります。

また、催奇性が確認されているため妊娠中は使えません。
こうした薬を使用している場合は、いつも以上に紫外線対策に気をつけねばなりません。

内服薬

1ヶ月分 1,500~6,000円程度
保険が適用される場合とされない場合がありますが、肝斑と診断された場合は比較的保険診療となる場合が多いようです。
皮膚科でシミ治療に処方される内服薬にもいくつか種類があり、症状によって組み合わされるようです。
■トランサミン
美白化粧品にも配合されている「トラネキサム酸」のお薬がトランサミンです。
風邪の時、喉の痛みなどに処方されることもあるのでご存じの方も多いのではないでしょうか?
私も恥ずかしながら、美白好きと言っておきながらもトランサミンに配合されているのがトラネキサム酸だというのは知りませんでした。

トランサミンとトランシーノの違いって?

トランシーノ

両方とも同じくトラネキサム酸を主成分としたお薬ですが、市販薬であるトランシーノはトラネキサム酸の他にもビタミンCやL-システインなどシミに効果のある成分が配合されています。
一方、処方薬であるトランサミンはトラネキサム酸しか入っていませんので、同時にビタミンC製剤やL-システイン製剤などが一緒に処方されます。つまり処方薬の方が、より一層ひとりひとりの症状に合った処方を受けられるという事ですね。

■シナール錠
ビタミンCとビタミンCの働きを助けるパントテン酸を配合した複合ビタミン剤です。
両方とも食品にも含まれている成分ですが、熱や水で失われやすい成分です。
■ユベラ錠
抗酸化作用のあるビタミンEを補給するお薬です。
■ハイチオール錠
身体の代謝を助けるL-システインが有効成分のお薬です。
市販のハイチオールCと有効成分は同じですが、ハイチオールCにはL-システインの他にビタミンCやパントテン酸カルシウムなどが配合されているため、ハイチオール錠のかわりにハイチオールCを用いる事はしない方が無難ですね!

レーザー治療

レーザー治療はレーザーの種類によってもだいぶ値段が変わり、ワンショットあたり350円~30,000円くらいかかります。
シミの種類によっても必要なレーザーが変わってきますので、担当医としっかり相談して決めましょう!

シミ取りが出来るレーザーの種類にもいくつかあります。
■ルビーレーザー
ルビーの結晶を用いたレーザーです。
メラニン色素は赤色の波長を吸収しやすいためにシミとりに用いられます。
肝斑には効き目がありません。
■アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトという宝石を用いたレーザーで、脱毛やニキビの治療にも用いられます。
肌のコラーゲンの生成を促す効果もあり、美肌効果の高いレーザーです。
■ダイオードレーザー
半導体を使ったレーザーです。
色素沈着の中でも、特に赤みの部分に効き目が高いです。
波長が変えられるため、シミ取りだけでなくアザなどにも用いられますが、一回の照射で広範囲に効果があるため割と痛いです。
■YAG(ヤグ)レーザー
イットリウム・アルミニウム・ガーネットを合成した結晶を用いたレーザーで、それぞれの頭文字からYAG(ヤグ)レーザーと呼ばれています。
このレーザーは真皮まで届く波長とメラニンの破壊にちょうどいい波長の切り替えが出来、さらに出力を弱めて広範囲に照射する事が出来るため、肝斑への画期的な治療として注目されているのです。